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とりあえずやってみよう
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 思えば23歳の誕生日、2009年4月21日のことでした。
ワタクシたけしは思ったのです。

こんだけあちこちウロチョロして、おもしろくて大好きな人たちに会って、何千枚も写真撮って、そんじょそこらじゃお目にかかれない『日本とか狭え』的なクレイジーな仲間たちも得て。
これを『想い出』で終わらせたらもったいない!

そこでそれらを表現できる広場が欲しいと思ったのです。
作ってしまえと思ったのです。



そしたら出来上がった仲間たち、『旅人連合』。

フルコースよりも一杯のキムチ鍋
嫌いなもんは、嫌い。好きなものだけ、心の底から
指図すんな、邪魔すんな
殴られても転んでも、己の内を、己の言葉で
リーダーとか嫌い
責任とか、常識って何?旅より楽しいの?
何はともあれ、馬、LOVE
FUCK the お客さん。混じって踊れ
石橋叩いてる内に獲物が逃げたらどうしてくれる
好きな人と呑んで、唄って、踊って、笑って、それ以上に大切なことってあんの?

そんな人たち。


その初展示会、『タビヨル ~第一夜~』。 

昨日の夜ばっかりは残念ながら、ヤツの言葉を信じました。
『言わなくても通じる』。
万の言葉より一発のハイタッチだ。



Drakskip。
Gnomeに響いたアンコールに応えてくれた心意気。
ステキ、ステキ。
また遊びって名前の仕事をしましょ、一緒に。




『言葉にならない』って言葉があります。
とてもきれいに聞こえる言葉です。
けれど、その先の景色を見たことがありますか。

形にならない気持ちに、形を与えていく。
そして、ナニカが出来る。
恥ずかしくて、見られたくなくて、だけど見て欲しくて、自信も持てないかも知れない、ソレ。
愛しくて、誇らしくて、情けなくて、いっそ壊してしまいたいくらい脆いかもしれない、ソレ。

それを他人に伝えたときの、気持ち、知っていますか。
教える気も与える気もさらさらないよ。
だってそんなもん勝手にぶん獲っていきゃあいいんだから。オレたち全員、誰かに何か教えられるほど大したもんじゃないんだから。
教えるも与えるも要らない。やりたいことは『伝える』だけだ。

一緒に遊ぼう。

そのために必要なものは唯一つ、『自分を見せる覚悟』だけ。
それがない人には会いたくない。

だけどね、旅人連合、きっとあんたの広場になるよ。


こんだけ楽しいんだからさ。

http://blogs.yahoo.co.jp/korosuke_421/30778052.html




あーっと、ユーチューブ見た人、いろんなとこに貼っつけてねー。
宣伝宣伝。
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 皆さんご無沙汰しています。
旅人連合、たけしです。

いやー、とんでもない期間更新していなくてごめんなさい。
3ヶ月放置!
ホント申し訳ありません。
けれどこちらは更新していなくても、活動はジリジリしております、旅人連合。

この夏は内モンゴルや外モンゴルへ馬を乗り回しに行った者、北海道をバイクで走り回っていた者、神々の森へお邪魔してきたオレ、カナダで仕事を見つけたご夫婦、それぞれ楽しんでいたようであります。


改めまして。
旅人連合という連中が、います。
毎日何か探しています。だけど見つかりません。
けれど毎日、宝物を追っています。
旅とは何か。何故、旅に出るのか。
考え続けています。


そんな僕らが今度、展示会をやります。
その名も、『旅夜 ~第一夜~』  10月18日から10月25日まで。毎日夕方5時から。
最終日の25日には京都を拠点に活動する陽気な北欧アコースティックバンド『Drakskip』(http://www.drakskip.net/menu.html)がライブにやってきます。
どんなバンドかというと・・・やっぱり生演奏を見るのが一番参考までに

会場は京都市役所近くのアイリッシュパブ『Gnome』(http://gnomepub.exblog.jp/)にて。
ギネスがうまい!



旅人連合は、表現集団です。
旅を自分の中だけで終わらせたくない。
あなたに伝えたい。
そのために自分を表したい僕らです。
表現方法は様々。何でもござれ。
ちなみにオレは、写真集とパネルを出そうと思っています。
是非来てみてください。
想い、受け取ってください。


同時にただ今、出品者も募集中。
出品スペースが限られるからパネルでは1~2枚くらいしか出せないけれど、別の方法を考えればスペースは無限大。
例えばオレは写真集だし、絵本を作るなんて子もいます。
ご連絡お待ちしています。あと9日。まだいける!

そいでは!
35479158_2040512281.jpg当日に是非お会いしましょう35479158_257025957.jpg












旅っていうのは、何か探し物をすること、そして目的があること、そして何かを捨ててまでも、どうしても成さねばならぬことがあることだと思っている。
行った時点で終了するのならば旅ではなく、目的地に着くことで、旅が完結するようなキャラバンはもうこの世には存在しない。
というのも目的地に行くことなど簡単であり、今はとくに目的地で果たす使命もないに等しい。

昔は目的地に着くことが旅の主眼におかれていた。
今住んでいるところよりもその目的地の方が、水も食べ物も豊富だ、だからゆこう。
ヨーロッパで手に入れた品を、中国へ行って売って、お金にして家族を養おう。
だが、電車やバスもない時代、旅に出る=命を危険にさらす、ということになる。それでも、それでも行かなければならない。
目的があるため、行かなければならない。

アメリカ大陸を発見したコロンブスは、船上から見える水平線を見て、あぁ~きれいだ、なんて言っただろうか。
彼はコショウを手に入れるため、船に乗り、毎日毎日見えてくるはずの大地をまだかまだかと不安に駆られながら、残りの食料と水、そして命の不安をひっきりなしに考えていたはずだ。
旅に出ること自体が命を危険にさらす時代、ちょっと海外に旅行へなど、なかった時代だ。
命を危険にさらしてまで、旅行して息抜きしたい人間なんていない。
旅にでるという行為が、危険だった時代。
危険がある生活と、危険のない生活、俺なら素直に危険のない生活を選ぶ。
だがそれはその二つの生活で得られるものが同等の価値であるならばだ。
だが、過去の旅人は危険のある生活の方を選んだ。
すなわち旅に出ること選んだのだ。
彼らはその二つの生活に同等の価値を見出さなかった、もしくは見出せなかったのだろう。
危険に冒されても、旅の途中で死んでしまっても、希望の見える生活を目指して旅に出たほうがいいと決断したのだ。
当時、旅は命がけの行為だった。
そして、時は流れ、国内はもちろん海外までもが行くのが容易くなった時代に、定義としての「旅行」が誕生した。
危険に冒さずに外に出ることが可能になった時代なのだ。
先ほども挙げたように命懸けでの旅行なんてなんて聞いたことがない。
しかし、だからと言って、命を懸けなければ、旅ではないのかと聞かれたら、それはイエスに近いノーになる。
というのもその「行為」、命を懸けるというその「行為」に旅の主点は重きを置いているからだ。
今の時代、命を懸ける旅というのはなくなった。
そして旅で得られるものはなくなった。
金は旅に出なくとも稼げるし、水や食べ物は豊富にあるのだから。
そういったものは、旅に出なくとも手に入れられるようになったのだ。


だが、今なお、旅行と旅とを分けて考えたがる人間がいるのはなぜだろう。
それはまず、「形」のみがなくなってしまったからだろう。
そう、「形」自体は無くなってしまったのだ。

だが、形は無くなっても、持ち帰るものは存在している。
だから彼らは言うのだ。「あれは旅だった」と。
各々の旅人が何を持ち帰ってきたのか俺にはわからない。
「形」だって様々なものがあるのだから、形のないものだって、それはそれで様々だ、しかも目には見えないのだ。

旅に出て持ち帰るものが「形」ではなくなった今の世の中で、旅の必要性は薄くなってきている。
そして、どうして旅に出るのかという問いまで投げかけられる始末だ。
だがその問いかけは正しい。
過去の人々が命を懸けて、危険を冒して旅に出ていったように、彼らも何かを懸けている。
過去の人々が、危険のない生活によって守られていた何かを失ってまで、旅に出た。
そう、彼らだって昔の人が何かを失ったように、何かを失って旅に出ているのだ。
失うものの価値観よりも、旅に出て得られるものの価値観の方が自分にとって必要だと思っているのだろう。

彼らは立派にフルスイングで「何か」を溝に捨て、形にならない「何か」を得るために旅に出ている。



過去の旅人が「安住」という2文字のものを失ってるのであれば、今の旅人だってそれに変わる「何か」を失っていて、過去の旅人が旅によって「富」や「もの」を得たのであれば、今の旅人もそれに変わる「何か」を得ているのだ。


だから彼らは言う。


「旅行じゃなくて、旅だった」と。




※はっち
名古屋在住生粋の馬野郎(馬鹿野郎にあらず)。
オーストラリア生活を経て今夏にはモンゴル生活に返り咲く。


お知らせその1.

6月6日午後7時より。

都営新宿線西大島駅付近にある連合スタッフ「ぜんた」宅でガチンコトーク会議『旅夜』を開催します。
来ておくれ!!!

議事録とって録音もします。
内容は

1、オレ(タケシ)が旅人連合で目指すもの
2、『あなたが』旅人連合で探すもの
3、今、あなたの胸にある旅
4、今、あなたが狙う地平
5、フリーペーパー『旅人連合』のコンテンツ構想

てな感じ。

持ち物
・タオル(宿泊先はぜんた宅ですが、まぁタオルくらいはあると便利でしょう)
・ボイスレコーダー(誰か持ってない?オレの持ってる録音機器ってケータイだけ)
・酒(これがなくっちゃ始まらない)
・友だち(誰でも。旅人連合はイカれた人がイカれたまま遊べる広場を目指します)

翌日7日はお台場の高橋歩なんかが来るっていう旅祭に参加。
重ねて参加者募集です。

お知らせその2.
旅人連合がフリーペーパーになります。
第1号は6月15日発行。
第2号は7月15日、知る人ぞ知る悩める25歳の特集を組もうかと企んでいます。
しかーし!!
予算不足により紙化には未だ届かず。最初はWEBマガジンからです。
えっさほいさとスポンサーを探します。
フリーペーパーのノウハウを持っている人求む!!

お知らせその3.
早ければ6月15日にホームページが立ち上がります。
乞うご期待!!

お知らせその4.
近々『団旗』を作りたいと考えています。
もちろんでっかくてかっこいいの!!
京都在住のかっちょいいデザインが出来る人、特にバーバラ、協力要請です。


んではこれからも突っ走るよー!!
一昨年の2007年5陣とグレートキャラバンの体験から。




草原を体験したのは、
肌寒い八月の終わりの内モンゴル



もうすっかり馬臭くなったジャケットを着て外に出た
俺を吹き抜ける風の音

満天の星と天の川
そのお陰で浮かび上がる黒い地平線

それだけの世界

およそ草原とは言えないような乾いた大地を
音がしない方に歩き出した

星空に薄くかけられた雲は
月の輪郭を滲ませる

ジーンズの足襟が擦れる音
靴が小石をにじり、硬い砂を削る音
自分の呼吸音

それだけの繰り返し

うねるような草原に、一人の人間が生えていた


ごっそりと削り取られた、枯れた川の跡

暗さゆえ、底の見えない草原の穴


静寂が聞こえた


なにかに言われるまま、川底へ降りる

そして頭が地面の高さよりも低くなった時、

音が消えた


俺は崖の上を見た

背の低い草が朧気な月と重なって揺れていた

耳があるから
鼓膜があるから
なにより存在しているから風は聞こえていた

体が草原と同じ高さになったとき

俺は人ではなくなった

草原になった

大地になった


そして気付いた
大地は風の音を聞くことはないと

そこに草が生え、馬が走り、人が立って初めて風は音を出すのだ

風の音は遮るものが無いと聞こえない

そして大地は己だけでは砂漠へと果てる

草原は、
そこに生きるものから風を聞きながら
そこに降る雨から己を感じながら
そこにできた広大な水溜まりから風を見ながら

ずっと昔から変わらずにあったのだと知った


砂漠?

それは己自身が動かされることで風を体験する

しかし多分、それを得るのは太陽と風の偉大さを知ったあとだろう

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